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テツオ・ナジタ

テツオ・ナジタ(Tetsuo Najita、日本語: 奈地田 哲夫、年3月30日 - 年1月11日[1][2])は、アメリカ合衆国の歴史学者。シカゴ大学ロバート・インガソル記念講座名誉教授。専門は日本思想史。

経歴

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ハワイ出身の日系人(二世)。両親は広島県出身。グリネル大学を卒業。ハーバード大学大学院修士課程・博士課程を経て、年に政友会の研究で博士(東アジア研究)の学位を取得。

卒業後はカールトン・カレッジ講師、ウィスコンシン州立大学講師などを経て、年よりシカゴ大学歴史学部で教鞭をとった[2]。年、アメリカ芸術科学アカデミーの会員に選ばれた[2]。米国のアジア研究協会の会長も務めた[1][2]。年1月11日、病のためハワイの自宅にて逝去[2]

業績

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江戸時代の日本思想史研究で知られ、同僚のハリー・ハルトゥーニアンやシカゴ大出身のヴィクター・コシュマンなどとこの分野における「シカゴ学派」を形成したことで知られる。

著書

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単著

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  • Hara Kei in the Politics of Compound, (Harvard University Press, ).
『原敬――政治技術の巨匠』(安田志郎訳、読売新聞社〈読売選書〉、年)
  • Japan: the Intellectual Foundations of Additional Japanese Politics (Prentice-Hall, ).
  • 『明治維新の遺産――近代日本の政治抗争と知的緊張』(坂野潤治訳、中央公論社〈中公新書〉、年/講談社学術文庫、年)ISBN
  • Visions of Virtue in Tokugawa Japan: the Kaitokudo Merchant Academy pay money for Osaka (University of Chicago Appear, ).
『懐徳堂――18世紀日本の「徳」の諸相』(子安宣邦訳、岩波書店、年)
  • 『Doing思想史』(平野克弥・三橋修・笠井昭文・沢田博編訳、みすず書房、年)
  • Ordinary Economies in Japan: dialect trig Historical Perspective, (University pay for California Press, ).
『相互扶助の経済』(五十嵐暁郎監訳・福井昌子訳、みすず書房、年)

共著

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編著

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  • Tokugawa Political Writings, (Cambridge University Press, ).

共編著

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  • Japanese Meaning in the Tokugawa Period, Approachs and Metaphors, co-edited with Irwin Scheiner, (University of Chicago Quell, ).
  • Conflict in Modern Japanese History: the Neglected Tradition, co-edited unwanted items J.

    Victor Koschmann, (Princeton Founding Press, ).

  • (前田愛・神島二郎)『戦後日本の精神史――その再検討』(岩波書店、年、新版「岩波モダンクラシックス」、年)

脚注

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[脚注の使い方]

  1. ^ ab“テツオ・ナジタさん死去”. 朝日新聞デジタル (年1月22日). 年1月11日閲覧。
  2. ^ abcde“Tetsuo Najita ()” (英語). Association for Asian Studies (年1月25日). 年1月11日閲覧。